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コピーキャットのtacticsのレビュー・感想・評価

コピーキャット(1995年製作の映画)
4.3
冒頭のシガニー・ウィーバーを襲うショッキングな場面。180㎝近い彼女の赤いスーツ姿もインパクト大で、海外旅行の際、トイレに入ると今でもこのシーンを思い出してしまう。
ストーリーはテンポよく「羊たちの沈黙」や「セブン」等を彷彿とさせるサスペンスだが、決して模倣に終わってはいない。
特にやり手の女刑事ホリー・ハンターが、色男のダーモット・マロニーにちょっとホレているのだけど、マロニーの方は彼女よりシガニーに魅力を感じている・・・という設定は面白い。なるほどシガニーは魅力的な中年女性だし、質の良さそうな部屋着や知性を感じさせる室内の雰囲気など、モテ男が興味を引かれるのも分かる気がした。
でも後半は意外な展開になって「え?ここで?」みたいになるのでちょっと驚いた。
途中スティングの曲が突然入ってきてそれは少々ミスマッチだったけど、ラストまでハラハラ、大いに楽しめました。
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