はる

ミセス・ハリス、パリへ行くのはるのレビュー・感想・評価

3.8
キュートでハッピーエンド!

レスリー・マンヴィル演じるハリスが夢にまで見た憧れのディオールのオートクチュールのドレスを手に入れる為に訪れたパリで巻き起こるドタバタありロマンスありのオシャレで可愛い寓話的コメディ。

シンデレラのようなプリンセスストーリーの王道とも言えるハッピーエンドに向かって行くので安心して観ていられますし、兎にも角にも主演のレスリー・マンヴィルの可愛らしさがこの作品の一番の魅力。そして彼女に引っ張られるように周りのキャラクターの優しい部分も表出していくお陰で一応の悪役ポジションとしてイザベル・ユペールが見事な演技を発揮しながらも最終的には皆んなが幸せなエンディングを迎える後味の良い佳作だと思います。
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