スカポンタンバイク

ダークグラスのスカポンタンバイクのレビュー・感想・評価

ダークグラス(2021年製作の映画)
4.0
面白かったなぁ。
なんだかんだで初ダリオ・アルジェント監督作になったわけなのですが、悪趣味なほど血糊はドバドバで傷口がパクパクしてるのもマジマジ見せてくる一方で、平日午後のテレビサスペンスのようなほのぼの感があり、ワンちゃんも大活躍という、色んな方向で「え?そういう方向で楽しませてくれるの!?」と思うオマケ感覚の楽しさがある、可愛い映画だなぁと思いました。
やっぱりね、犬を大切にしない奴は地獄に落ちるんだと、この映画が訴えてたのかは微妙ですけど、やっぱりそうだよなぁと観て思いましたね。
尺もイマドキの映画の長尺化に逆行して、85分というタイトさで、「こういうのを日常的にコンスタントに観れたらいいなぁ」としみじみ思いました。

本編とは関係ないんですけど、予告でかかったアリ・アッバシ監督新作「聖地には蜘蛛が巣を張る」も娼婦連続殺人ものだったのもあって、そこからの本編も娼婦連続殺人ものだったので、無駄に震えながら鑑賞できたのも良かったですね。