原作マンガファンなので心配してましたが、脚本がMIUとアンナチュの野木亜紀子さんと聞いてそこまで酷いことにはならないだろうと見に行きました。
結論から言うと“よかった”です。でもマンガとは違う“よかった”でした。
冒頭は｢ああ〜こんな感じで行くのか〜｣と思いました。マンガ聡実くんの心の中でのツッコミとかは描かれないので、そこが面白いのにそれ無しでどうするんだろうと思いました。
でもストーリーが進んでくにつれてどんどん惹き込まれました。聡実くんがビビって狂児さんにくっつくシーンなどマンガより2人の関係性が可愛らしくて個人的にはそれがハマりました。
生身の人間が演じてるので中学校に大人の、しかもヤクザのおじさんが遊びに来るのは絵面的にかなり凄いんだな、と変に実感しやすかったのも原作のあのおかしな雰囲気を感じて嬉しかったです。
笑いどころもあり、私が見た回では原作を読んでいなさそうな世代の方が多く、そうした方が笑ってるのが印象的でした。
原作とは違うキャラのような部分もありますがとてもよかったですし、聡実くんが可愛いですし、狂児役の綾野剛が聡実くんの前ではワンコになるのがMIUの彼みたいで可愛かったです。紅が印象に残るストーリーでした。カラオケ行こ。
