このレビューはネタバレを含みます
人気シリーズの3作目。
面白い。この手の「舐めてた相手が実はムービー」が好きな人に自信をもってオススメする。
■良かった点
・相変わらずの必殺仕事人スタイル
家畜を屠殺するように何のためらいもなく"仕事"をする。というか引退してるので"趣味"…いや、もう"殺人狂"。
人助けは言い訳で悪党殺すことに酔ってる。オンとオフの表情の違いがすごい。もちろん、オンの時の方が生き生きしてるのよ。
だが、それが良い(笑)
・アクション控えめ
序盤、中盤、終盤と控えめなアクションがある。
だか、それが良い(笑)
目と耳が疲れず、また最小限の動作と緩急でデンゼルさんがキレッキレに見える。これは魅せ方の勝利。本当にアクションの撮り方が上手いと感じた。
・ストーリー
イタリアの小さな田舎町を訪れた中年男性のほのぼのヒューマンストーリー…。
イコライザー!というタイトルとは思えない場面がこの映画のほとんどを占める。だけど、中盤になると主人公と観客がシンクロして、みんなこの町が大好きになってる。だからこそ悪党への怒りが一層込み上げてきてデンゼルさんにスカッとする。すごく必要な演出。上手い。ジョン・ウィックもこっちの路線で行きませんか?
ラストの回収もファンサービスでgood
■気になった点
・邦題はファイナルとなっているけど…?
いや、違うだろ(笑)
・デンゼルさん、思いっきりカメラに撮られてたね。