このレビューはネタバレを含みます
おすすめに出てきたので視聴。
オーソドックスなスプラッターホラーなのだが、
…これは微妙だ。
犯人の動機は「復讐」で、定番だけど理解できるものだ。
そしてその対象が特定の「個人」ではなく「集団」のため、目的は皆殺しになるのだけど、ただそれがマフィアとかギャングではなく田舎町の役場の人達。
なので、すべての人が性根が腐ってる訳では無く、ここまで残酷に殺されなくてもいいんじゃない?と思われる人が犠牲になってる。その一方で、こいつは犯人の手で殺るべきでしょ?という人物を殺りきれてない。モヤッとする。
あと犯人の行動について、計画を中止したいなら市長だけ殺ればいいんじゃない?つうか、住民の大多数が反対ならリコールみたいなのがあるんじゃない?北欧なんだし、そのへん民主的に行けそうなんだけど。現実はそうでもないのかな?
それから時折、クスッとするシーンが散りばめられていて、それはいいのだけど、クライマックスでスコップで首はねるとか、ギャグなのか真面目なのかわからん。
映像や雰囲気は悪くないけど、いろいろノイズが多い作品。