いもバター

GOのいもバターのレビュー・感想・評価

GO(2001年製作の映画)
3.6
バラと呼んでいる花を別の名前にしても美しさ香りはそのまま。
この作品だと名前、国籍、文化などがどんなものであれど、その人というものは変わらないと伝えていると感じた。
しかし日本には"名は体を表す"という言葉がある。シェイクスピアが綴った言葉と相反しているがどちらの言葉も意味がわかってしまう。
人の心を読み解いてその人自身を受け入れられることが常にできたらいいのになと思うが、どうしても他人を生まれつき持っている変えられないもので判断してしまう時がある。判断してしまうことを悪として考えるのではなく、受け入れてしっかり相手について考えを浮かべることが大事なのかな。

時代背景もあるだろうが、20年以上経った映画をみると在日や韓国といったものに対するイメージも大きく変わっているんだな〜と思う。