いもバター

落下の解剖学のいもバターのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
3.5
内容自体は冗長的だし、モヤっとした気持ちで見終えた。これがフランスの作品で世界的に評価される映画なのか〜くらいの気持ちでいたが、逆に自分にはない感性であると思うと映画というコンテンツ自体についてたくさん考えを巡らせることができる。
会話のリアリティーや的確な自己表現、相手への配慮不足や意思の疎通が上手くいかないことをよくここまでうまく表現できるなと思った。
作品としての評価はそう言った部分も含まれているのかと考えさせてくれる機会をくれた作品だった。