いもバター

正欲のいもバターのレビュー・感想・評価

正欲(2023年製作の映画)
3.4
「普通」 に生きるってなんなんだろう。
マジョリティとして社会に生きることがよく普通として捉えられているけど、マジョリティではなくなった瞬間に社会の不規則として退けられてしまう。そんな世の中で生きられているのは自分が普通に合わせていて正直な欲に向き合っていないからなのか。
現代社会の形骸化されたダイバーシティやマイノリティに対する理解の低さを表した作品だった。自分と異なる存在を理解することはできなくとも、受け入れることはできる人でありたいな。

作品自体は映画っていうより2時間のドラマを見た気分でした。