いもバター

最強のふたりのいもバターのレビュー・感想・評価

最強のふたり(2011年製作の映画)
3.8
自分のことを理解してくれる相手が1人でも人生にいたらそれは奇跡なのかもしれない。そんなパートナーを見つけたいなと思った。
時に誰かにとってのハンディキャップや不幸せは気にしないで笑い飛ばして欲しいものかもしれない。周りは気にするし当人が一番悩んでいることであるから気にしてあげることも優しさだか、周りと何も変わらないように接することは救いになるのかもしれない。しかし、その中で自身の不自由に対してさらに嫌悪を抱くこともあるのかと思うと人と接することは本当に難しいと思う。
あとなぜかこの作品を見ていると自由に生きたいと感じた。ドリスとフィリップはそれぞれ違う人生を送っていたけど、お互いに選んで今の境遇になったわけではない。そひて決して幸せとは言えない境遇の中でも自分で選択をして楽しく過ごそうとしている姿をみると、自分にはもっと選択の余地があるのに何故か窮屈に感じている生活にまどろこしさを感じた。