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女経(じょきょう)のmajiziのレビュー・感想・評価

女経(じょきょう)(1960年製作の映画)
4.0
村松梢風原作の短編集。

1話目 耳を噛みたがる女
増村保造監督×若尾文子主演

2話目 物を高く売りつける女
市川崑監督×山本富士子主演

3話目 恋を忘れていた女
吉村公三郎監督×京マチ子主演

どの短編も2時間一本の作品に出来そうな物語。

3人の女優、それぞれ個性あふれる演技が光っていて、どれも大変素敵です。

女性として強く生きるたくましさ、かと思えば誰にも見せない弱さ、ホロリとする切なさ等々。

個人的には2話目の山本富士子様に参った!あれは万年発情期の船越パパじゃなくても魔力に吸い込まれちゃうわ〜

タイトルデザイン、エンドロールは「トリス」「ありあけのハーバー」「赤福」のイラストでおなじみの柳原良平氏。
ぜひ最後まで見てほしい。
パンティから蝶々🦋めちゃ可愛い!
オシャレ過ぎて脱帽。
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