最後に端折るなら最初からそんなに盛り込まなくても良かったのに。
ドラマも当時から見てた身としては
この映画化は残念に過ぎる。
せっかく当時の配役で当時の島でここまで役者が揃ったのに
このストーリーはすごいもったいない。
ハント先生は正論を言っていて
正論ぶち込んでも現実何も変えられない。
コトー先生がいたから成り立ってた島の医療。
それは嵐を起こさなくても充分分かるし
病気にしなくたって充分身に染みる。
医療の現場で諦めたら人が亡くなるっていう描写はしちゃいけないと思う。
どんなに頑張って最後まで尽くしたってそれが最期になってしまうことがあって当然で。
まるで悪い事みたいに描くのは
医療を描いてきたドラマなのに非現実的過ぎて感動も何もなかった。
もし、現実こんな悲惨な状態なんですよって訴えたい映画なんだとしたら大正解だけど
感動させようとしての展開だとしたら無理がある。
島民がコトー先生とあやかさんのために頑張る展開なら感動できたと思うけど
何故に真逆なのか。
20年の歴史はすごいなと感じる。
それだけ。
