このレビューはネタバレを含みます
ロボット削除www
あれもあれで80年代な味わいがあって好きという人もあるかもしれないが
…やっぱいらんよなああのロボットのくだり（笑）
それ以外は、約40分もどこを切ってどこを足したのかあまり分からなかった。
作品のテーマ性や、政治性あるかないか、ロッキーやアポロやドラゴたち、各キャラの掘り下げも
とくに大きく印象変わらず。
あとでスタローンのインタビューを観ると、エイドリアンとの会話の間や仕草、ドラゴとの勝負ではパンチの当たる角度だとか、
細かいところまで色々変えてるらしい。こだわってるんだなあ
それが作れる環境、「当時撮ったけど未使用のフィルム」がちゃんと残ってて当時の材料だけでこうして新しいものが作れるのはスゴイ！
他のいろんな名作でもこういう企画できるんじゃない？やってみてほしい
（日本では、60年代の大河ドラマ初期の作品がNHKにもどこにもフィルム現存してないらしい…悲しい）
ロボ削除以外で印象残った違い
・「プロパガンダじゃない」
アポロはドラゴ陣営の態度はソ連のプロパガンダだから対抗して戦うんだ、というが
ロッキーはそれはウソでアポロが戦う理由は別だろうと喝破する。
そういう趣旨の作品ではないよという意図かもしれない。そして、そういう場面を当時すでに撮ってあった
・ジュニアも出番削減
試合後のインタビューで奥さんや子供への愛を語るのはリアルのボクシングでも定番だけど…削除
・ヘビー級ボクサーの平均パンチ力は700
ドラゴは脅威の1800、からの修行後は2000以上。ありえなすぎるから「平均700」は削除したのかもしれない
・EDにアイオブザタイガー
みんな大好きな曲だけど、アイオブザタイガーは
ハングリー精神を失って負けて、からの再起をかけて戦う、『3』のテーマ曲というイメージでは？という気も少しした…
