監督の過去作は去年末の再上映ではじめて観た。本作もそれらの流れをくむ、フィンランドの庶民の話。
みんな真顔のままとぼけた事や辛辣な事を言うのがじわじわくる
再開発中（？）のヘルシンキの川沿いの景色が、綺麗ではないのに無性にしんみりする
80分でサクッと観れる所もいい。
ラジオ（なぜラジオ？）をつけると毎度流れてるウクライナ侵攻のニュース、監督復帰のきっかけとか予備知識としてきくと色々意図も想像できるけど、純粋に映画だけみた印象だと
「侵攻のニュースも日常化してる」「庶民には嫌なニュースばかりでウンザリという程度」のようにもみえた
・世間の関心の低下を指摘したもの
・外国の戦争とか構ってられない労働者の環境
…という所だろうか
