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地獄のkyokoのレビュー・感想・評価

地獄(2009年製作の映画)
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栗みてぇな顔と称され、死ぬほど走らされたレジアニより、主役逃げたからお前がやれとばかりに海パンの股間をもっこりさせて腰をふらされた男(ごめんなさい名前忘れた)の方がよっぽど気の毒だった。

眠れないクルーゾーに振り回されるだけ振り回され、グダグダなまま未完成となった作品のドキュメンタリーだけあって尻つぼみ感は免れず、中途半端な印象が残ったけれど、クルーゾーがロミーとダニーの絡みの前で倒れるっていうオチは好き。

サイケな実験映像は凝視しているとクラクラしそうだった。ライティングの妙でくるくる変わるロミー様の表情は見ていて飽きないけど、実験、というだけあってとんでもなくつまらないものもある。懐かしのおもちゃスリンキーを体に這わせるだけで大人のおもちゃと化しちゃうのはさすがロミー様。
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