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ミセス・ハリス、パリへ行くのkyokoのレビュー・感想・評価

3.7
ロンドンのオートクチュールハウスで弟の全てに睨みを利かせていたファントムスレッドのシリル姉さんが、今度は素朴な庶民としてパリのディオールに心を奪われてる!

夢に向かってまっしぐら、パリで出会った人たちの人生にも割とズカズカ踏み込んで、良くも悪くもおばちゃんパワーを巻き起こしたエイダも魅力的だけど、彼女とともに「自分らしく生きること」を見出していく女性陣の美しさよ。ユペール様には珍しいコミカルないぢわる感も楽しかった。
そしてなんといってもディオールのコレクションが素晴らしい。

115分のうち100分くらいまでは楽しく観てたのだけど、最後に残念ポイント。
職人たちの手仕事に対して、しっかりリスペクトしていたはずなのに、いくらショックとはいえあの行動はないわあ。
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