Filmarks試写会にて。
真っ直ぐな作品である故にめちゃめちゃ感情が掻き乱されました。
私も同世代かつ長女なので、今このタイミングでこの作品に出会うことができてラッキーだったなと思います。
怒りとか悲しみとか困惑とか、そばたさんが遭遇するいろんなことに呼応して私の心もざわつくけれど、結婚式のシーンで、参列者の席からそばたさんの演奏をみていると、ああ私はずっと赤の他人だったんだなということに気付かされました。
そばたさんをずっと見ていたから、彼女の気持ちがわかるような気になっていたけど、それはそばたさんの妹と同じような驕りだったのかもしれないと冷静になりました。
わかることと同じくらい、あるいはそれ以上にわからないままにすることが大事なんだと思います。
ラストはエンドロール含めて爽快でした。