#MeToo運動が広がるきっかけのひとつとなった、ニューヨークタイムズ紙の性暴力報道記事が発表に至るまでを描いた映画。
オープニングの数分。息を呑んだ。簡潔にこの映画を表現していたから。
映像の中の、女性。記者の2人はもちろん、被害者や、彼女のこどもたち。老いた、若い、中年の、まだ小さい、生まれる前の女性たち。記者のふたりの日常のシーンが良かった。子育てや生活をやりくりしながら働く。もちろんワインスタインはクソなんだけど、そういったことが起こる構造の問題提起が主。音声は本物かな?加害を描く上で視覚的な配慮というか、直接的な表現つかってないのに怖かった。
今を生きる女性として、観て良かった映画です。