このレビューはネタバレを含みます
ループの設定や解決までの道のり含め完璧な作りだった。
というのも単純なループもののように各々が勝手に気付いていくというな作りではなく、段階を経て計算されたループからの脱出を目指していたことで、繰り返しで退屈な絵になりがちなループの日々に緩急や起承転結が付けられてた。
そこはかとなく漂うB級感と素人でも最高域のプロでもない俳優にしか出せない絶妙な雰囲気や基本を押えた字体・色・音のインパクトのある使い方が非常に良かった。
また地下アイドルや漫画もなぜか懐かしさを感じてしまうタッチのものが選び抜かれていたのもかなり好感があった。
文句なしのスコア5.0映画だったと思います。