器械体操、ジークンドー、ボクシング等を得意とする主演チャン・ヒョクのアクション（格闘と銃撃）が堪能できる作品。
言い換えるとそれだけだけれど、ただの俳優が演じる細切れカットを継ぎ接ぎした”なんちゃってアクション”と違い迫力がある、という点で『べイビーわるきゅーれ』の伊澤彩織と同じ部類。
展開は一風変わっていて、ウラジオストクへ送られそうになっていた女子高生ユンジ（イ・ソヨン）を50分過ぎたあたりで早くも救出。後半はユンジを組織に誘拐させた者を調べ上げケリをつけに行く。そこからいよいよアクション炸裂。
この手の作品は最後に救出してハッピーエンドが多いけれど、そうじゃないヒネリが面白かった。
なおエンドロールをお見逃しなく。
