サフディ兄弟プロデュース、オーウェン・クラインの監督デビュー作。
漫画家を目指す高校生が師としていた美術教師を亡くし、自ら夢への道を切り開こうとする物語。
なんだけども、オフビートな下品映画っぽさもあり。
家を出て安いボロアパートをシェアしてバイトして生活。そこで運命の出会いをする！？
恋愛的な出会いではなくキャリアにおける出会い。この変な人が実は！？的な話、最近だと「ティーンスピリット」で見たな。
夢追い人の予期せぬ幸運。まったく想定外で関係なさそうな出会いから始まるってすごいことだけど。
でもこのウォレスという男が本当に不安定で彼が抱えてる問題もあり、他にも出てくるキャラクターなんか変な人ばかりで、単純に温かい話として進んでいくわけではないのが面白いのかも。
途中でこれ何の話だっけ？漫画家目指す青年の話じゃなかったっけ？と思うくらいトラブルが起こる。
下ネタも流血もあり、それもこれも夢のためと必死に切り抜けるドタバタコメディでキレイに終わるのかと思ったが、いまいちスッキリ終わらない尻切れ感があった。
まあでもあの終わりかたが良いのかもしれない(？)
