そこにいることを肯定してくれるような場所はたしかにあるんだけど、そこにたどり着くにはドアを開ける勇気、もしくは開けてくれる仲間が必要なんだなと。残酷かもしれないけど、でもその一歩を踏み出すことで自分を取り巻く世界が大きく変わりうる。大学に入学したばかりのピュアな10代は素直に扉を開けることができるかもしれないが、では年齢を重ねてきた大人はどうだろうか、いろんな邪推で躊躇してしまうだろう。ただこの映画はそんな大人に向けてもわかりやすい言葉で背中を押してくれる。
白城がいなかったら共感合戦みたいな感じで観るの辛かったな。