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熊は、いない/ノー・ベアーズのdendohのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

『熊は、いない』だが、タイトルのあとに(いや、いる)が隠れてる。

監督が出演してるし、割りと本気でドキュメンタリーと思って観始めたのだけど、序盤早々に劇映画であることに気付いた。特にトルコパートは、『撮影中の演技』と『素のパート』が説明なしに切り替わるので、観ていると混乱する。パンフを読む限り、おそらくは意図的。

イランのトルコ国境のある集落の古い因習(特に女性蔑視)を描いている。モデルとなった集落(へその緒を切るタイミングで許嫁も決まるとか)が現実にあるのか分からないけど、監督自身が出演しているせいもあってやたらリアリティある。
ちょいウトウトしてたのであまり感情移入とかはできなかった。最後は後味悪く終了。

パナヒ監督の経歴含めて興味が湧いたので、他の作品も観ようかと思う。
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