熊は、いない/ノー・ベアーズの作品情報・感想・評価・動画配信

『熊は、いない/ノー・ベアーズ』に投稿された感想・評価

熊は、いない、てか、そもそもイランに熊いるんだ!ってまず驚き!イランがどんなとこか全然知らんのだがなんとなくイメージ結びつかなかった。熊ってけっこうワールドワイドな生き物なんだなぁ。ちなみに台湾にも…

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3.5
このレビューはネタバレを含みます

監督が警察とかに暴力を振るわれるわけではないのに、村人たちによって追い詰められていく感が観る側にも伝わってくる。他の価値観を知らないと集団社会ってこうなっていくんだろうな。国境警備隊って本当にいたの…

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遠野
3.0

イランから出国できない映画監督は、助監督と連絡をとりながらリモートで映画撮影をしている。題材は、愛し合う二人が偽造パスポートを使ってでも、自由に一緒に暮らせる欧州へ行く過程のドキュメンタリー。一方、…

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麦
4.2

イランという国を都会/村のそれぞれから切り抜いた社会派映画であり、監督が本人役で出演しているドキュフィクションであり、ドキュフィクションインドキュフィクションという巧妙な階層があり、この作品自体の質…

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熊はいなかったけど…
イランの監視体制や地方の因習、内情をリアルに描いててすごく新鮮だった。

国境も法律もしきたりも人間の頭の中にだけ存在する「熊」。人々を怖がらせ、権力者が得をする為の作り話。

しきたりにがんじからめで、家父長制全開の村人たちでさえ、果てしなく人情味があり、彼ら自身自由を…

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イランにまつわる映画に共通するのは常に根底に流れる不穏な空気。常に誰かに見張られている、いつ何が起こるか分からないような恐怖。
これがスリラーではなく、イランの人々にとっての日常であるというのが一…

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 「都会人の頭痛の種は役人だが 村人を悩ませるのは迷信だ」

 なんか今まで観たことのない構成の作品で、なかなか面白かった。
 ジャファル・パナヒ監督についてあらかじめ調べてから鑑賞すると、より一層…

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hisauk
3.8

トルコから偽造パスポートを使って国境を越えようとする2人の男女。2人をカメラが捉える。それを遠隔で国境付近の小さな村から指示をするパナヒ監督。滞在中の村でもある男女の三角関係が問題となっていた。。。…

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道行く人の動線リレーしてザラまで視線誘導するファーストショットでさらりとフィクション性撮っててクール。煙の誘い。村でのショットはほぼ青黄赤で構成されている。バクティアールが吐いてザラのことを話すその…

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