熊は、いない/ノー・ベアーズの作品情報・感想・評価・動画配信

『熊は、いない/ノー・ベアーズ』に投稿された感想・評価

4.2

凄いものを見て放心状態というか、言葉が出てこないですね。

恥ずかしながらパナヒ監督のことを存じ上げてなかったので鑑賞後調べたら、この作品の後に収監されてたんですね。釈放されて良かった。

当局に目…

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4.0

最初戸惑ったが、
モキュっぽい作風なのかな、と。
監督ご自身が主演で
インパクト大な内容。

映画にどのような意味付けがあるか
考えさせられる。
ただの娯楽映画とは一線を画する
問題提起意欲作。

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映画内映画という、やや込み入った中身の映画だが、事情はすぐに分かる。
パナヒ監督はイラン国内から出られないため、リモートで助監督に映画を撮るよう指示を出している。

その過程でパナヒ監督が写した写真…

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ジャファル・パナヒ監督『熊は、いない/ノー・ベアーズ』(2022)

国境という政治的な線引きによって分断される関係値を映画制作によって繋ぎ合わせようとする魂のゆくえー

"命懸け"で生存している人…

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Pinch
4.7

出国を許されず国境付近の村に身を置きリモートで映画を撮り続ける監督。その突き放した視線を通して、村の慣習と国家の統制の下で命が失われるさまを、何の装飾もなしに、ただただ客観的に映し出す。表面上は慣習…

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よ
4.0
このレビューはネタバレを含みます

『マグノリア』のテレビ局での長回しを彷彿とさせる、偶然の積み重ねと計算された演出の力のどちらをも感じさせるファーストカット。カメラは人物から人物へとフォローする対象を次々に代え、とあるカップルの会話…

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このレビューはネタバレを含みます

都会と村に住む二組の恋人が企てる国境越えは、現在撮影している劇中劇の主題でもあり、国境付近は村で唯一電波が届く場所でもある。下敷きになってるのは風の吹くままのようで、劇中劇の完成も電波が届く国境付近…

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二つのストーリーラインが最後に合流してとても悲しい気持ちになった

ラストカットは本物の天才の仕事だ
3.5
そうか、くだらないと思うしきたりに恩恵を受けてる人がいるのかーと今更思った。
田舎から都会に出てきた身としては

日本とは全く違う家のつくりとか街並みとか山とか川とかに見惚れた
3.8

どこまでがドキュメンタリーなのか戸惑いながら最後まで見た。村のしきたり、臍の緒云々の許嫁だとかこういう世界があるんだよな…と話が進む事に村人の集団意識が恐ろしくなる。俺の嫁は!?俺に嫁を世話しろ!っ…

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