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ボーンズ アンド オールのpokotanのレビュー・感想・評価

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)
3.5
フィルムで映される空の色が美しい。

ルカ・グァダニーノ監督とティモシー・シャラメの相性の良さ。
主演のテイラー・ラッセル、そしてティモシー・シャラメが良い。
ティモシー・シャラメの半裸やダメージパンツなどセクシーでワイルドスタイルもたまらない。

人食いというテーマでやや理解出来ない、とっつきにくさはあるものの、究極の愛を描いたラブストーリーだった。
人食いである性に悩むマレンは、父親がカセットテープと出生記録を残して消え、母親を探し生い立ちを知る旅に出る。

マレンがリーの元から一度去ったのに、何故またリーを探し戻ったのかはやや疑問も残る。
最後は自らを食べられることで愛されることを望む。
行為前の濃厚なキスは切なさと妙にエロかった。
裸で抱き合う2人のラストカットは美しかった。
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