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湯道のumetonoのレビュー・感想・評価

湯道(2023年製作の映画)
3.4
親から承継した銭湯を継続するかしないか想い悩む兄弟と、その銭湯♨️にかかわる人々のスパムービー(ロードムビーの銭湯版)。

温泉と銭湯の違いを改めて認識。観光的な現実逃避する目的の温泉、地元の生活を感じ少し体験させていただく銭湯。どちらも疲れをとるという目的としては一致?
個人的には銭湯♨️の方がインパクトが強くいつまでも想い出に残るのは何故だろう?(自分だけかも)お作法も気にしてしまう。

エンドロールに出てくる銭湯に、意外と京都の銭湯が多く、全てマーキング。いつか巡ろうかと。既に営業終了している銭湯もある。愛宕山のふもと、つまり、清滝には、本当にくれない茶屋があった(今は無い)。脚本の小山薫堂さんもその茶屋のおばあちゃんのお話を本で出してるので、ある意味宣伝?

湯道♨️については、胡散臭く、宗教じみている。話の中では笑うところかと思われるが映画の本題では無いような気も。。。

次はサウナでも題材にして蒸道?
それとも燻製の道を極める薫堂?
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