元風俗嬢であることを隠そうとせず、海辺の小さな街にある弁当屋でひょうひょうと働く女性。
それぞれの孤独を抱えた人たちが、彼女のもとに引き寄せられるように集まり癒やされていく。
わたしが思う有村架純のイメージそのまんまの有村架純がちひろさんだった。
ちひろ役というよりかは有村架純がそのまま居たって感じ。
明るいけどどこかドライでずっと孤独を抱えて生きている人。
人ができないような言動をしてでもそれを当たり前のようにやる生き方はかっこいいでしょ?それがちひろさんなのよ。って押し付けられてるような気がした。
まあそういう人もいるよね、ってくらいに思い過ごすようにするとこの映画を作った意味が無いような気がして、じゃあこの押し付けられたような気持ちのやり場に困った。
最後は綾ちゃんとして新しい土地で生きていくんだね。
わたしは“ちひろさん”としてお弁当さんを全うした中でそこで生きていく上で必要な人間関係や人生経験を学んだ、と解釈した。