たまたま合う時間の回がIMAXだったのでIMAXで観たけど、アクション映画なだけあって車のエンジン音や大迫力のアクションが楽しめたのでIMAXで正解でした。
スタントマンが主人公ってどういうことだろう?と思ってたけど、スカッとするアツいアクション映画でとても良かった。
主人公のコルトは次から次へと大アクションをこなすけど、彼自身はスーパー・ヒーローでもスパイでもアクション・スターでもなく、「ただのスタントマン」。でもだからこそあのアクションがこなせるんだ!というのが根底にあり、引いては観客が大好きなそれらのスターもスタントマンあってこその存在だというメタ的なメッセージが伝わってくる。
スタントマンは過酷で危険な仕事なのに、役者よりも軽視されがちといった映画業界の現状を背景にしつつ(ジョディのように女性がアクション超大作を撮る監督になるというのもまだまだ難しいのだろうけど、そこはそれが実現した世界として描かれていた)、しかしその問題が重くなりすぎない感じにサラッと描かれていて観やすい。
エミリー・ブラントがめっちゃ可愛い。怒ったり笑ったり泣いたり表情クルクル変えて、責任ある仕事をこなそうと頑張る役で魅力的だった。カラオケのシーンも良かった!
ステファニー・スーやウィンストン・デューク(エムバク!)など、脇役も豪華で見ごたえがあり良かった。
本作のアクションシーンのスタントに活躍したスタントマンたち、そして撮影スタッフたちのシーンが、エンドロールで流れたのがグッと来た。この人たちのおかげで、手に汗握るアクションシーンが撮られてるんだなぁ…!