たろさ

ヴィーガンズ・ハムのたろさのレビュー・感想・評価

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)
3.5
肉屋を営むヴァンサン(ファブリス・エブエ)とソフィア(マリナ・フォイス)のパスカル夫婦は商売がうまくいっておらず夫婦仲も冷え切っており、さらには過激派ヴィーガンにも店を襲撃されてしまう。後日、パスカル夫婦は店を襲撃したヴィーガンを偶然発見し殺してしまう。その後、手違いでそのヴィーガンの死体の肉を店に出してしまう。


肉屋がヴィーガンを殺してその死体を店で売ったら大繁盛。完全に出オチ作品。おもしろかったが、欲を言うともうひとひねりほしかった。
嫌なヴィーガンばかり出てくるのがおもしろい。いい人そうなヴィーガンも一応はいるけれど。映画製作者がヴィーガンが嫌いなのがよくわかる作品。
新たな獲物を探しに夫婦でヴィーガン向けレストランに行き「あいつはやせすぎ」「あいつはストレスを抱えていそうだからダメ」と相談するシーンが好き。

「ジョジョの奇妙な冒険」でミスタが「草食動物の肉はうまい、人間は肉を食っているからまずい」と言っていたのを思い出す。
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