福田村事件のみのうぐんのネタバレレビュー・内容・結末

自分自身は、タイトルにも明記されている「福田村事件」についてはほんの概要程度しか知らない状態で、かつ個人的にあんまり森達也監督が好きでは無いけど、なんか評判が良かったので観に行ってみたら普通に面白かったので良かった。

森達也監督は、普通の劇映画の演出もこんなに上手いのかとぶっちゃけ割と驚いたし、ポンコツ芸人集団のたけし軍団の水道橋博士の事もかなり嫌いだけど、彼の演技は役柄に上手くハマっていてめちゃくちゃ良かった。

人の群集心理の怖さが映像から伝わってくるし、この映画を観ている途中で、
「理屈の通じない人文系は現代のカルトみたいなもんだから、マジで今後はお触りしないようにしよう…。」
と強く実感するようになった。もうSNSでレスバとか絶対にしない。このままだといつか痛い目に遭いそう。

個人的に、森監督は、かなり思想とか立ち位置に偏りのある人だなと思って距離を置いて警戒しているので、次は現代の在日利権とか同和利権についても、示現社の「神奈川人権啓発センター」みたいに、訴訟覚悟で踏み込んだ作品を作って頂きたいですね。
でなきゃフェアな態度とは言えないでしょ。
こういう社会的なタブーをテーマにして作品として取り扱っている以上は仕方ないよね。