テレビドラマ版は全部鑑賞済みで連動小説シリーズも、一応テレビ放映時に出ていた分は読了済み。
この小説版が完結しないまま終了しており、意味不明に感じていたら続巻が出ていて、映画版がどうとか。
これが小説版の続きなのか、それを無かったことにして映画の話なのか確認せぬまま取り敢えず観てみた映画版。
テレビドラマの映画版であり、ドラマを観ていない人への配慮が極端に足りておらず、観てなかったら意味が殆どわからないと思う。
ミステリと言うよりSF寄りだし。
なんせ全部観て小説も読んでいるけど、完全に思い出せても無かった感じだし。
もっと丁寧にお復習いしてくれても良かったかなと。
ミステリ要素は、ほぼ無い。
真相解明の時間ですというセリフはあるけれど、開陳パートも特にない。
ドラマの人物が、無理矢理大勢登場するも不自然。
謎っぽい仕掛けも無くもないが、全然謎じゃないし、特別推理するわけでもなく、ヒロインの特技も特に意味なく・・・。
特別伏線って程の物じゃない辺りが、ぼろぼろ回収されていくが、却って杜撰さが目につく印象。
肝心な物語については、何が言いたかったのかいまいちよく解らない。
なんとなく、「ネメシス」っぽい雰囲気を出していただけの感じ。
・・・なら、普通に普通のミステリの方が番組ファンは嬉しかった気もするけどね。
鑑賞中の素直な感想は・・・。
・・・広瀬すず・・・太った?