悪夢に悩まされる少年少女が複数に増えた。
夢を介しフレディに殺される被害者は「自殺」にしか見えないため、悪夢に悩まされる彼らは精神病院に入れられる。
そこへ、夢系心理学の研究生として1の主人公が現れる。
今作では複数人の悪夢の被害者たちが、一緒にフレディに挑む1の正統続編。
2の感想で割と酷いことを書いた気がするが、この作品の特典を観ると、製作者たちもアレは酷かったという認識らしく、安心(?)した。
ただ続編らしく、1を踏まえているわけだが、劇中おさらい的なシーンがないので、今作だけ観てもよくわからない部分はあるかもしれない。
大事な、夢と現実の絡みも。
低予算の中で表現できる悪夢のスタイルを色々試しているのが感じられ、面白かった。
たくさん取材し、その悪夢をこの作品の中で映像として予算内で再現する。
また夢の中で、非日常を操れるのは、フレディだけではない。
少年少女も、夢の中では超常パワーを再現できる。
そんな映像パワーも。
このあたり、今の技術で夢の中での戦いを再現出来たら迫力あるだろうなと。
ただ物語的には、相変わらず変な部分がなくもない気がするけれど、この映画の見どころは、多分その辺りじゃないからいいのでしょう。
このラストから、続編にどうつながるのかも気になる。