このレビューはネタバレを含みます
これはひどい
ここ最近で一番中断回数とリタイアしようかどうか迷った数が多かった。
頑張って一応最後まで観たけど失ったものの方が大きい。
ある程度クソ映画耐性ついてる人でもそれなりに覚悟しておいた方がいいと思う。
1時間20分が永遠に感じた。
まずスーパーカボチャマンへと変身するおじいちゃんの死因が
『大切に育てたカボチャに落書きをされてショック死』
ってのがもうすごい。
その後、落書きをした人を血祭りにあげて「え?あと相当時間残ってるけどどうなるの?」と思ってたらカボチャマンの私有地に入り込んだ人を無差別に殺していくだけ。
殺される人たちにも特に繋がりはないし、非常に出来の悪いオムニバスっぽい編集になっている。
カボチャマンじゃなくてカボチャのオバケとかにすれば、『キラードーナツ』とか『キラージーンズ』みたいなおバカ映画になれたかもしれないのに、その辺の要素もない。真面目にクソ映画に徹した作りになっている。
カボチャマンの娘がおじいちゃんから銃を取り上げようとする演技が凄まじい。ワチャワチャふわふわしてる。ココだけは観てもイイかもしれない。
監督はなんでこんなのを撮ろうと思って、こんなのを世に出そうと思ったんだろう。