原作の方が好き
原作では文章で表現していた内面を
映画では俳優の表情で表現している感じ。
私は表情大写し映像が苦手なので、
意図することはわかるがウトウトしてしまった
舞台挨拶での監督曰く
カット割りを決めず長回しで撮影し、
編集の時に取捨選択したとのこと。
そのためか、編集テンポが悪く、
シーンが冗長に感じられることが多かった
夏月の納豆ごはんと年越しそばの食べ方が汚くてよかった
所作を人に見られること意識していない感じがよく出ていた
福山市イオンモールでのシーンでの
桐生夏月と同僚の沙保里との20cmぐらいの身長差は
映像作品だからこそで
夏月の周囲になじめない異質性や孤立感が表象されているのかなと思った
夏月と佳道の共演シーンで、夏月は光 佳道は影を背負っていて
その後の展開を暗示しているようだった
孤立したり感情が昂ったりするシーンで
水の音が流れてくるのその辺りを注目すると面白いのかもしれない
舞台挨拶で稲垣吾郎さんが、映画内の寺井啓喜とほぼ同じ髪型で
出てきたのがマルチバースみたいで楽しかった
