このレビューはネタバレを含みます
後半に吹替版完成披露試写会(ジャパンプレミア)でのお話で印象に残った物を抜粋して載せています。
ディズニー創立100周年記念に相応しい「願い」をテーマに過去作品のオマージュも詰め込んだ愛ある作品。
最新の技術でありながらどこか懐かしい手書きアニメーションの水彩画のような優しい印象を与える映像に、魅力的で最高の歌の数々。
特に好きな歌はマグニフィコ王ソロ曲の「無礼者たちへ(this is the thanks i get?)」。
願い続ける事の大切さを伝えてくれる。
「王に願いを差し出す」というのが、初めは理解出来ずにいたが「願いを伝える」ではなく「願いを差し出し大切に保管してもらう」ので自分の中からぽっかり願いが無くなり、例え叶わなくとも悲しむことはないという事。
自分だったらどんな願いを差し出すかと考えて観ると没入出来て良いかもしれない。
ミュージカル映画の華やかなオープニングから目が離せなく、中弛みのない100分はあっという間。
魅力的なキャラクターが多く、中でもマグニフィコ王と表情がくるくる変わる編み物が上手なスターが好き。
2人が出会ったシーンの好戦的なスターがかっこいい。
スターの周りを囲むようにキラキラ光るエフェクトが手描きアニメーションの頃を思わせる表現。
自分の正義が行き過ぎた結果、ヴィランとなってしまったマグニフィコ王が歌いながら甲冑の頭を楽しげに蹴り飛ばすのが最高に良い。
お髪の乱れた姿が大変セクシー。
エンドロール後まで席をお立ちになりませんように。
最後の最後まで楽しませてくれるディズニーに感謝を。
◎吹替版完成披露試写会登壇者
生田絵梨花さん、福山雅治さん、山寺宏一さん、檀れいさん
・アフレコはほぼ1人で行った為、イベント登壇で4人揃った。
・100周年の集大成。ハードルを上げてくるが越えてくる。
・日本版凄い。
・願いは人そのもの。
・正しくありたい同士がぶつかる嘘がない作品。
・音楽が素晴らしいミュージカル体験。
・ミュージカル初の福山雅治さんは声が枯れた(大河以来とのこと)。
・シンプルなタイトルではあるが、100年後今の世界より少し良くなっていると信じて作った作品。
Filmarksさん応募の吹替版完成披露試写会と特別試写会にて同日鑑賞。
大変貴重な機会をありがとうございました。
試写会では「ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出」の上映はなかった為、公開日以降に鑑賞。
5回鑑賞。
ライブ音響上映でも鑑賞。
歌唱はもちろん台詞も聞き取りやすい。