このレビューはネタバレを含みます
ジャズに馴染みがなく不安もあったが、そんな心配はいらないほどにジャズの面白さにも触れられた気がする。
自分は何をする為に生まれたのか。
自分はこれをする為に生まれたのだ。
という、自分への決めつけを考え直すきっかけになるんだと思った。
決められた性格を持って生まれたり、最後の1つのキラメキなど設定も面白く、自分はどうだったんだろうかと考えるのも良いかもしれない。
自分に自信がなく、どこか変なんじゃないか、生まれない方が良いんじゃないかと悩む22番と自分が重なったり、いざ生まれてみると全てが新鮮で当たり前の日常すら輝いて見えるのは少し羨ましい気持ちにもなった。
身近な当たり前の幸せをもっと感じたいと思う。
これが魚の水と海の話の事かと思う。
いつかまた22番とジョーが出会って欲しい。
そしていつまでもジェリー達はテリーを誤魔化し続けて欲しい。
Filmarksさんの上映会にて鑑賞。 貴重な機会をありがとうございました。