みずた

ウィッシュのみずたのネタバレレビュー・内容・結末

ウィッシュ(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

実は試写会(吹替)も行ってきまして、公開2日目の今日字幕版を見てきました。

2回目で鑑賞しながらの変な構えや考察がなくなったおかげか字幕で見たからか音響の良い劇場を選んで行ってきたからか、すっきり見れてとても良い作品だった。

初見時と2回目の感想のギャップ書くと
・アーシャの正統派朝ドラヒロイン感。真実だけ伝えれば良いわけじゃないし考えが主観的すぎない?
→冒頭は2回目でも感じたけれど主観的な見方に関してはマグニフィコもそうだしアーシャ以上に凝り固まった考えかつ支配してきたからこの突き進み方で良かったんじゃないかな?
・曲の終わりが微妙…
→字幕はそんなことなかったよ…(楽曲を聴き慣れてきたのも当然ある)
・マグニフィコ王の背景もっと掘り下げても良かったんじゃない?カットした?
→ここ最近のディズニー映画がそういう流れが多かったから、ついそれ前提で見てしまって拍子抜けしたところが大きいだろうな。作品全体で見たらあのバランスで良かったんじゃない?と思う。
・100周年祝うぞ!の意思が強すぎる
→これは2回目でも思った

アーシャ、面接時ちょっと失礼すぎない?って思ったけどまぁ若いしなぁ…。マグニフィコ王がもうちょい感謝しろよって怒る理由は分かるのよね。かと言ってその辺の反省を作品に組み込め!は一つの作品に全てを求めすぎてる感があるからまぁ良いかなと。
それとマグニフィコ王、ハンス王子やミゲル・オハラの波動を感じているので(FA的な面で)SNSが割と楽しみな自分はいるよ。

セルフオマージュいっぱいだったね。
字幕版、鹿のバンビがクマの事ジョンと呼ぶセリフ無くなってておいおいそこも小ネタなんだけど?!ってなった。あと字幕で(というか文字にして)気づいた点だけどヘレナとエステバンかな。

映像の水彩とCGの掛け合わせはキャラのテクスチャ的な面では正直拍子抜けな部分もあるんだけど魔法の手書きアニメーション感はすごい良かったな。特にアースラみたいな緑の魔法。

ラストの戦闘シーン、そのままパークのショーにできそうだよね。もっと言うとめちゃくちゃヒーローショーだなと思った。あれ歌う人が増えていく合間にバレンティノあたりが「もっと!」って扇動してるでしょ。みんなの勇気と願いが悪を封じ込めるところまで含めてそれっぽかった。
それとマグニフィコ鏡に閉じ込められる時一瞬魔法の鏡のあいつの顔が映ってえ、そういうこと!?ってなった。単なるオマージュかもだけど。

ワンス・アポン・ア・スタジオ、字幕で見ると配信と同じ英語版だと思ってたからまさかの吹替版(字幕付き)だと思わなくて不意打ちくらった。泣いちゃいそうになったよ…

試写の時は短編なかったので今回通しで見てあの短編から始まり、星に願いをで終わるところまでセットでの映画体験だなと思った。
みずた

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