このレビューはネタバレを含みます
同時上映から胸がいっぱい。ディズニー100周年を劇場で味わえるなんて幸せすぎるなあって、ずっと泣いてた。次の大きな節目、たとえば150周年を、私は一緒に迎えられるのかな。
一切の武力・暴力を行使せず、人々の希望の力だけで勝利したラストに、これぞディズニー100年の集大成……!と震えた。ひとつの到達点、象徴のように思えたなあ。
歌と意志の力だけで心に願いが再燃する描写も、すばらしかった。大好きな覚和歌子さんの詩にある「こなごなに砕かれた鏡の上にも、新しい景色が映される」を思い出した。希望はきっと何度でも生まれるんやねえって、ボロボロ泣いた。
なんで人は昔から“星に”願うんやろうと、ふとふしぎに、神秘的に思ったり。
そうは言っても、夢を忘れ、すっきりとした気持ちで(たとえ心に穴を感じようと)安定した日常を送れることも、たしかに一つの幸せよなあ…… って。夢や理想を追いかけることはきっと苦しみと隣り合わせでもあって。ずっといろんなことを考えながら観ていた気がする。
あと、人を支配したいとか暴力を思う存分ふるってみたいとかもれっきとした「願い」やもんなあ、とも。すべての願いが純粋で美しいわけではたしかになくて。
何が言いたいのかというと、禁断の魔術に囚われ権力欲にのっとられてしまう前のマグニフィコ王の考えは、それはそれで正しいのかもしれない。
(でもディズニーにはいつも光の側に立っていてほしいので。現実世界とはちがって愛と希望が勝利する世界であり続けてほしいので、作品としての着地点はあれで完璧だったと思う)
エンドロールまで最高だったな…😭✨
ディズニーランドにいるときと同じような気持ちになった。
願いは自分の力で叶えること。「勇気を出して、叶えてあげて」。
はあ、ディズニー大好き。この世に存在してくれてありがとう〜〜〜。これからもずっとついていきます!100周年本当におめでとう!