まえじま

フェイブルマンズのまえじまのレビュー・感想・評価

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)
4.0
2023年23本目。

全ての出来事には意味がある。

スピルバーグ監督や今作のフェイブルマン一家と一緒で自分も転勤家族だったのでしょうがないとはいえ自分が慣れ親しんだ環境から強制的に離れさせられることには両親への苛立ちも感じたこともあった。だけど与えられた環境で何が出来るか、自分の将来は自分で決めるために何が出来るかポジティブに考えることが大事だと感じた。

そういう面だと今作は「映画」についての映画というよりは「映画制作」という自分が興味を持っている将来に向かってどう進むかという青春映画のように感じた。

サム・フェイブルマン=スピルバーグ監督が映画監督を志すことに決める要因となった多くの周りの人たちの助言・アドバイスの言葉が全て刺さった。お祖父さんの芸術家目線からととにかく優しいお父さんの家族からの対比してるけど共通してる部分もある助言がとても良かった。
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