このレビューはネタバレを含みます
映画に魅せられ、というか狂わされ、取り憑かれる。それを映画として見せてくる。
うちも趣味でテディベア創ったりする昔は生け花教える免許持ってたタイプの母親と、ザ・仕事人間の父親の家庭に生まれたから、何処となく他人事に思えなかった部分もある。流石に不倫はしてないと思うけど。
映画作りの、特にフィルム編集してるシーンが、その加害性を自覚的かつドラマチックに描いてるとても好き。あと、フェイブルマン家のカリフォルニアの借家の周りがマットペイントなの、閉塞感あって良きだった。
結局、下手の横好きでも何か創ってないと生きていけない人種なのよ、私たちは。そういう人には多分刺さるかも。