ひろゆき

シャーマンの娘のひろゆきのレビュー・感想・評価

シャーマンの娘(2021年製作の映画)
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銀幕短評(番外)

むすめ お題の映画を二選。

「シュシュシュの娘」
2021年、日本。1時間28分。
総合評価 62点。
いい感じですよ。お金をほとんどかけずに よくできていますね。
徒手空拳で巨悪に立ち向かうむすめ。しかしOSは、WindowsではなくMS-DOS、逆にデジタルデバイドではなくネイティブ。そんな方法で勝てるのか?
シュシュシュはダブルミーニングですね。ダンスをつかった蹴(け)りのシーンと、あとそれとおぼしきシーンとがあります。ちいさな笑いをすこしずつ繰り出して、得点を稼ぐ映画ですよ。ああいうマイクロ映画館が近くにほしいなあ。


「シャーマンの娘」
2021年、日本。2時間19分。
総合評価 13点。
いずれにせよ 未練をいつまでも持ち続けることは不健全ですね。不幸のはじまりですよ。この映画は 前半(1幕、2幕)はまあまあおもしろいのですが(いちばんおもしろいのはピザ屋さんの逐次変化形)、3場以降(つまり全体の半分)はカスです、かならずスキップしてください。以上。


フィルマで「娘」をキーワードとして映画を検索すると、該当がゴマンとヒットするのですが、「息子」で検索すると、じっさい その500分の1くらいしか出てきません。そのなかで選りすぐりを一本。

「息子のまなざし」(原題、息子)
#413 75点。
ベルギーのダルデンヌ兄弟作。これはよく作りこまれていますね。カメラがすばらしい。観ていて体感がみじかいし、ものがたりの結末は わたしたちの想像にゆだねられる(わたしの想像はコメントに書きました)。映画の醍醐味です、おすすめですよ。
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