いの

ストールンプリンセス キーウの王女とルスランのいののレビュー・感想・評価

3.6
ウクライナの映画業界に少しでも貢献したいという思いから、粉川なつみさんという方が本作の日本配給権を私財を投入して購入、クラウドファンディングで資金を募り、日本語吹替版制作を行い、全国規模での劇場公開に至ったという作品です(公式HP参照)


今回、そのクラファンリターンのムビチケで鑑賞しました。


忖度せず正直なスコアと感想を書くのが礼儀だと思い、そのようにさせていただきます。このアニメは何処にでもあるようなアニメで(小声)、特に目新しいものを感じることはできませんでした。でも逆に言えば、世界は繋がっているというのか、そんな風にも思いました。映像はアナ雪の影響も受けているように感じました。ちらっとだけど馬フーがあったり金歯があったりドラゴンブレス(1回だけど)があったりして思わずよろこんでしまいました。不思議な生き物たちとの出会いも良いし、主人公の男の子(役者)と脚本家とのバディも好ましかったです。とにかく好意的に受け止めることができまちた。また、ウクライナのアニメ公開は日本初ということで、それを鑑賞できたこともうれしいことでした。


エンドクレジット、クラファンのところで「いの」を確認した時には予期せぬ思いに満たされたりもして、とにかく観られて良かったです。今作のHPでウクライナ語でのアニメ動画も少し紹介されていましたが、ウクライナ語は(も)とても美しいと思いました。次は、ウクライナ語での映画を観てみたいなー
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