梟ーフクロウーのude2baruのネタバレレビュー・内容・結末

暗闇の宮廷を舞台に盲目の鍼師が事件に巻き込まれていくサスペンススリラー
暗闇の演出、光の使い方や盲目の主人公を追体験するような繊細な音使いが印象的で映画館で見れてよかった。
巻き込まれ型の主人公なのかと思いきや中盤から話の展開が変わり、終始緊張感を保ったまま視聴できた。

主人公の"光のないところでは見える盲者"という特殊な性質から蝋燭が消えた瞬間に苦しむ王子の顔が見えるシーンの衝撃や、ラストの夜明けの光で見えなくなってしまうシーンなど設定を活かした展開が上手く引き込まれた。