このレビューはネタバレを含みます
あんまり深く考えず気楽に楽しめるホラーだった。それほど長くなく、死ぬ人間はみんなちょっと嫌なやつなシーンがあったりして後味もそこまで悪くはない（最後不穏だけど）。犬は可哀想。犬が死ぬシーンは可哀想で観れなかった。
AIの暴走って、罪は誰に行くんだろう？ 開発者？ 会社は大丈夫なのか、ジェマは解雇されちゃうんじゃ？ ケイディともう住めなくなったりしないのかな？ と色々思ったけどあんまり深く考えるような感じの映画ではない気がする。
ケイディに執着してんのかと思ったら、反発された途端ブチギレてケイディを攻撃してるのが私的には残念だったけど、これは完全に個人の好み。最後まで執着してほしかった。
突然保護者になってしまったジェマのケイディへの関わり方、外から見たら批判的になってしまうけど、仕事一本できてて、本人も姉を亡くしてて（疎遠だったぽかったけど）、突然親になったんじゃあれも仕方ないのかもな。両親を亡くした子供からしたらそんなこと関係ないんだけど。
プレゼンのシーン、ケイディを慰めるミーガンに大人たちが感動して拍手喝采だったのがすごいおぞましくてよかった。感動の消費というか。見せ物じゃないんだぞ。最悪すぎる。うろ覚えだから確信はないけどジェマはあそこらへんからミーガンを与えたことを後悔し始めてたんじゃないかな。
