悪魔と賭けをして不死を手に入れたパルナサス博士。
のちに別の賭けで死を望んだ結果、16になる娘を悪魔に引き渡すことになったが…。
テリー・ギリアム監督のこの狂ったオモチャ箱のような世界観はやはりとても良い。
ストーリーとしては賛否というか、ハマる人とハマらない人が分かれると感じた(大抵のギリアム作品に共通かもしれないが)。
アンドリュー・ガーフィールドはこの手の役が似合うなぁと思った。
人間の欲を試す鏡の中の世界。
悪魔とパルナサス博士の誘惑合戦の行く末は…。
対比して描かれているように見えるが、パルナサス博士もまた、悪魔のニックと同業なのかもしれない…。