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ピラニア 3Dのペインのレビュー・感想・評価

ピラニア 3D(2010年製作の映画)
4.3
“B級の皮を被った特上A級映画!”

ジェームズ・キャメロンは本作に対して「こういう低俗な映画が3D映画をダメにする。3Dとしての目新しさがまったくないし、まるで70~80年代に量産されたひどいホラー映画を思い出した」

と本作を観もせずに偉そうに言ったみたいですが、お前のデビュー作も「殺人魚フライングキラー」じゃねーか!って感じですよ(笑)それに同じ3D映画「アバター」も別に悪い映画じゃないけど俺からすればそんなに立派な映画か?という感じです(笑)

と、いう前置きはさておき、本作は飛び出すオッ○イ、飛び出すチ○コ、飛び出すケツ、飛び出すゲロ。アイデア、量、共に山盛りの確信犯的な残酷描写in 3D。期待されていることを完全にこなし、それ以外のことは一切やらない。これぞみんなを幸せにする映画というやつですね(笑)

キャスティングもとても粋で「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のクリストファー・ロイド、「ジョーズ」のリチャード・ドレイファス、今やホラー映画界の巨匠と言ってもいいイーライ・ロス。そして主演の男の子はなんとあのスティーブ・マックイーンのお孫さん!

とにかく細部に至るまでこの作品は味わい尽くせます。映画としても過剰な残酷描写はあれど非常に堅実な作りでちゃんとよく出来た面白い映画になってる。流石はあの大傑作「ヒルズ・ハブ・アイズ」を撮ったアレクサンドル・アジャ監督。映画秘宝が選ぶ2011年年間ベスト1位映画です。どうせB級…と思っている方にほど是非観て頂きたい。

あ~、濡れ濡れTシャツコンテスト出たい感想おわり。
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