幸せなひとりぼっちのリメイク。
良かった、泣いた!ストーリーはリメイク元をほぼ踏襲していて、元ネタの素晴らしさを再認識しましたね。
そして新旧どちらにも良いところがあるのですが、個人的にはこちらの方が好きかなと。
なにせオットーの向かいに越して来た一家の奥さん、マリソルが魅力的すぎたんですよね。
頑固物のオットーに対して一歩も引かず、常に明るく笑顔で接する人の良さが最高。
またオットーを心配して涙ながらに説教したりと、行動1つ1つにキュンとして胸を打たれました。
リメイク元と比べて回想シーンが短くなり、その分現在のストーリーが長くなっているのもポイント。
だからマリソルとの絡みも一層濃厚になり、そのせいでラストシーンが余計泣けるんですよね。
たとえお節介だとしても、構ってくれる人がいるのは有り難いことなのかな。
そして正しい行いはきっと誰かが見てくれている、そう思わせてくれる温かい映画でした。