あまり評判になっている感じも無かったと思うんだけれど、アマプラで配信され始め、レビューを読むとなかなかに評判が良さそうだったので鑑賞。
結果、めっっっっちゃ良かった!!
なんこれ。もう少し話題になっても良いのでは。
感動系のヒューマン・ドラマ作品。
私、多分今年観た作品の中で一番泣きました。嗚咽レベル。
トム・ハンクス演じる頑固者のおじいちゃんが近隣住民と徐々に心を通わせ始め・・・、という筋から『グラントリノ』っぽさも感じたが、そちらよりはエグみが少なく、より素直に感動できる作り。
脚本が丁寧で、かつラストには分かりやす~い勧善懲悪展開もあり、ほんと、難しいこと考えずに観てフラットに映画を味わうことが出来るのが良い。
やっぱこの齢になると、単純な「人の死」みたいなことではなく「人が胸のうちに秘めた思い」とか「そんな思いを秘めた上でこういう挙動を取ることの覚悟」とか、人間の内在ロジックにより深く感動するようになって来ている模様。
トム・ハンクス以外はあまり有名俳優は登場して来なかったように思うけど、どの登場人物も存在感に非常にリアリティがあって良かった。
ということで、万人にお勧めできる超絶良作。