このレビューはネタバレを含みます
トム・ハンクス映画の中で1番泣ける!
みたいな広告を見た気がしますが、間違っていない。。。めちゃくちゃよかったです。。。
2024年自宅で観た映画ランキング、ベスト3には入りそう。
主人公オットーの人物像が、映画が進むごとに過去パートをちょっとずつ観られることで、徐々に感情移入が出来て、無愛想で嫌味たらしい爺さんがどんどん好きになる。
近所のメキシコ人の御家族も、オットーと対象に底抜けに明るくて純粋で最高。😆
こんな人近所にいてほしい。仲良くなりたい!笑
交通事故で流産となり、子供を授かれなかったオットー。奥さんにも先立たれ、一人ぼっちなオットー。
冒頭から何度も何度も自殺をしようとしていて、なかなか死ねない。正直こんなに重い展開だとは思ってなかったです。。。
ただ、そんなオットーにも、メキシコ人のお母さんに車の運転を教えたり、子供のお守りをしながら、自分の娘のようにサポートをしたり、3人目の子供が産まれた時には、オットーが自分の子供のために作った乳母車をプレゼントして、おじいちゃんになれたり。家族を感じることができたことで、「生きている」実感を持ったまま、幸せな人生の幕引きができた。
ああ、なんと尊い。。。やっぱり人と人の繋がりっていいな。残酷な生き物でもあるけど、人間は素晴らしいのかもしれない。
そんな希望と愛に溢れた素敵な映画でした。
泣ける。