それでも私は生きていくのjokerのレビュー・感想・評価

レア・セドゥ主演作。

今までトリッキーで派手なイメージだったので、
こういう自然体の彼女は非常に新鮮だった。

通訳の仕事をしながらも、
父親の介護とまだ幼い娘の子育てと、
身体がいくつあっても足りない生活を送る。

支えられている人間よりも、
支えている人間の方が、
心が折れる一歩手前のギリギリを生きている。

サンタクロースを純粋に信じる子供たちと、
それを懸命に信じさせる親たちを観て、
色々と思い出し胸が熱くなる。

休日に観るには少々現実味に溢れているが、
心が穏やかになる優しい映画。